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環境に配慮した印刷紙というと、一般的にはエコマークでお馴染みの再生紙しか知られていませんでした。しかし、『エココロ』でも使用しているこの「FSC認証紙」は、一般的な紙と変わらない品質と、優れた環境性能を持つ新しい印刷紙として、WWFなど多くの自然保護団体が推奨しています。
FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)とは、木材商品の生産・加工・流通に携わる民間企業や環境NPO、先住民団体など、25カ国に及ぶグループの代表130人が参加し、1993年に設立された国際NPOです。FSCは、森林環境保全に配慮し、地域社会の利益にもかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材を認証するだけでなく(森林認証にはFM認証CoC認証の2通りがあります)、このFSC認証紙を使用することは、長期的な森林保護の支援につながります。また、FSC認証紙を使用した製品を買うことで、消費者も世界の森林保全に間接的に関与できる仕組みです。
再生紙は生産時に大量の石油を使うためCO2を排出しますが、古紙パルプ100%の再生紙に比べ、FSC認証紙ならCO2排出量をおよそ3分の1も減らすことができます。「再生紙は新しい紙よりも環境に優しい」と思われがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。再生紙とFSC認証紙、用途に合わせた使い分けが重要なのです。


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