
江戸時代、真田十万石として栄えた長野県北部の町・松代。この町で、入学式を迎えた子どもたちが最初にくぐるのは、150年以上前に立てられた、江戸時代の学校の門。これから通う小学校の隣に建つ、文武学校の立派な門です。
江戸時代に開校し、藩士の文武両道を目指して建てられた文武学校では、学問や剣術、柔術などを教えるとともに、西洋医学など、この時代の先端をいく教育を行っていました。そんな歴史ある学校に、今でも毎年春になると、新入生がピカピカのランドセルを背負ってやってきます。見学だけでも、凛とした空気に包まれる貴重な史跡。けれど、そんな歴史深い建物を使い続けるのが、この町での歴史のあり方。昭和30年代までは実際に授業を行っており、剣道場や弓道場は、現在も全国大会の会場として利用されています。
1986(昭和61)年に国の重要文化財に指定された旧横田家住宅もまた、現在まで利用されている歴史的建造物のひとつ。立派な茅葺(かやぶき)屋根で、庭や菜園がある当時の中級武士の生活を忠実に再現し、琴の演奏会などのイベントが開かれます。 まちを歩けば、和菓子店を営む町家や今も人が暮らす武家屋敷など、たくさんの使い続けられている歴史的な建物に出合えます。地元のボランティアガイドの解説を聞きながら、今と昔の人々をつなぐ歴史を肌で感じてみては。



1・2.1855年の開校当時のままの文武学校。隣の松代小学校では、現代の子どもたちが学んでいます。 3.旧横田家住宅。中級武士の暮らしがありありと浮かびます。 4.武家屋敷は休憩所としても利用されています。

【電車】東京(長野新幹線)~長野駅(長野電鉄屋代線)~(須坂駅経由)~松代駅/約2時間
※長野駅からバスも運行(30分)
【車】関越自動車道または中央自動車道で、東京~長野I.C./約3時間



2010松代イヤー実行委員会 事務局 ・・・・・・・・・ tel:026-278-3366
旧樋口家住宅 ・・・・・・・・・ tel:026-278-2188
松代文化施設等管理事務所 ・・・・・・・・・ tel:026-278-1277
真田宝物館 ・・・・・・・・・ tel:026-278-2801

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