日本では、旧暦8月15日に行われる「中秋の名月」「十五夜」「芋名月」のお月見に加えて、旧暦9月13日の「後の月」「十三夜」「栗名月」にもお月見をする習慣があります。お月見の風習は中国から入ってきたといわれますが、この「後の月」は日本独自の習慣で、他の国にはないのだそう。今年は10月17日が「後の月」ですが、それより少し遅れた10月19日〜20日のほぼ満月の日、新潟の山ノ家で「後の月」を楽しむためのイベントが開催されます。

地元の草花を用いて参加者全員でひとつの生け花を作りあげるワークショップ＆トーク「めぐり花」を中心に、月の名所でのお月見、山ノ家自慢の薬膳料理を楽しむ一日目に続き、翌朝には、松代城山頂家で気功のワークショップも行われる本イベント。深まる秋、美しい月や新潟の自然に触れながら、穏やかな時間を過ごしてみては？