暮らしに欠かせない水への願いを叶えるために、より良い水を生み出す挑戦を続ける「クリンスイ」。30年以上にわたり研究を重ねた世界に誇る浄水技術を“これからの暮しに馴染むかたち”で届けたいという思いのもと、日本のクラフトマンたちと取り組む新たなプロジェクト「Cleansui Knows Japanese Crafts」を始動。プロジェクト第1弾となる浄水器「Shigaraki」が誕生しました。

プロジェクトが最初に選んだパートナーは、中世から現代まで続く日本六古窯にほんろっこようのひとつで日本を代表する「信楽焼」。滋賀の最南端、信楽町でつくられる信楽焼は、自然の土味を生かした素朴な手触りが特徴です。そんな信楽焼を選んだ理由について、「信楽焼というクラフトの暖かさを感じる陶器と、『クリンスイ』のプロダクトの精密さが持つイメージを同居させたものを作りたいと思いました」と、福田春美さんとともにプロジェクトディレクターを務めるランドスケーププロダクツの中原慎一郎さん。プロジェクトならではのアイデアから生まれたこの浄水器は、釉薬から形に至るまで伝統技法で作られる陶器のサーバーに、雑菌や赤サビなどを高度に除去しながらもミネラル分を保つ、最先端の浄水技術「中空糸膜ちゅうくうしまく」フィルターを内蔵した、暮しに画期的なプロダクトです。

発売を記念して、実際にその品質を体験できるポップアップショップが新宿「BEAMS JAPAN」にオープン。さらに2月7日（火）には、中原慎一郎さん、本製品のデザインと制作を担当した「NOTA&design」主宰の加藤駿介さん、「三菱レイヨン・クリンスイ株式会社」の柴 英樹さんによるトークショーを開催。伝統と革新が融合した「Shigaraki」ができるまでの背景をご紹介します。