文：薮下佳代　写真：西沢純子

東京・竹芝桟橋から気軽に行くことができる、伊豆諸島。
その東京の島々を紹介するガイドブック『島もよう』と東海汽船がコラボした島ガールツアーが実現しました。
24名の島ガールたちと向かった島は、白いロングビーチと不思議なモヤイ像がある新島！
島ガールたちと一緒に過ごした３日間をレポートします。

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12:30　岩のりパスタでランチ
親水公園のレストハウスで、パスタ＆オムライスのランチをいただきました。この日は島で採れた岩のりのパスタ。ほかにも、あしたばパスタも食べることができるんですよ。伊豆諸島の名物「あしたば」は、ほろ苦い味がクセになる身体にいいお野菜。島のいたるところに自生していて、天ぷらにしたり、ツナとマヨネーズで合えたり、島では日常的に食べるもの。島の名物はほかにも、魚のすり身を揚げた「たたき揚げ」やインパクトのある匂い!?　の「くさや」など。ぜひ、島にきたならお試しを！

ここ、親水公園は、コーガ石でできたオブジェがあり、まるでラピュタのよう!?　誰でも訪れることができるスポット。

14:00　新島ガラス作りを体験！
「新島ガラス」はオリーブグリーンの美しい色が特徴。その新島ガラスでマイグラス作りを体験しに、ガラスアートセンターへと向かいました。さきほど羽伏浦海岸で見た、白く透明な砂を原料とし、その砂に含まれる鉄分があの淡いグリーンを生み出すのだとか。世界でたったひとつ、新島でしか見られない美しさなのです。
熱気に包まれた工房で、一人ずつ、グラス作りを教えていただきました。道具を使いながら、熱〜いガラスの形を変えていきます。どんな形になるのかドキドキ。一晩冷やして、翌日引き取れるとのこと。どんな風にできあがるか、明日が楽しみです！

16:30　大地を感じるビーチヨガでリラックス
ガラスアートセンターから、海を見ながらてくてく。10分足らずで新島港の横にある黒根海岸へと到着。ここでは、ビーチヨガを体験していただきました。今回、新島に何度も訪れ、島でビーチヨガのレッスンを開催しているwaka先生にレクチャーしていただきます。

砂浜のやわらかさを足の裏に感じ、波の音に耳を傾け、風を全身で受けとめながらのビーチヨガは、ほんとうに気持ちがいい！　ごろんと砂浜に寝転ぶと、目を閉じながらも太陽の光を感じました。東京の教室で受ける時よりも、自然と呼吸が深くなっていく気がします。海を見ながら、島の大地のパワーを充電！　

18:00　海辺の湯の浜露天温泉でまったり足湯
またみんなで歩いて海辺に建つ露天温泉へ。水着で入る湯の浜露天温泉は、パルテノン神殿のようなオブジェが目印！365日24時間無料の温泉なんです。夕方のサンセット時には、一番混雑しますが、夕陽をバックに建つ神殿オブジェは、新島ではなく、まるでギリシャのように錯覚してしまうほど。海から湧き出るという温泉は強塩泉。海から上がって水着のまま入れるため、夏は海水浴客やサーファーはもちろん、島の人も多く訪れる人気スポットなんです。今回は時間がなく、足湯だけでしたが、夜、星を見ながら入るのもおすすめです。

19:30　サローのおいしい夕食
一日動き回って、おなかもペコペコ！　サローのおいしい夕食をいただきます。いろんなお惣菜を中心に、焼き魚などのメインとなる魚料理に、ごはんとお味噌汁でボリューム満点！この日もいろんなおかずに目移りしてしまうほどでした。お料理を作るのは、オーナーの高野要一郎さん。高野さんは東京でも♯108というカフェを経営し、その料理の腕はたしかなもの。おなかにじんわり届くやさしいごはんが高野さんの持ち味。みなで、今日の島の思い出を話しながら、ごはんをいただきました。食べ終わったあとも、お酒を飲みながら（そう、ここはカフェでもあるのです！）まったり過ごしたり、島の居酒屋さんに繰り出したり。思い思いに過ごしながら、夜は更けて行ったのでした。

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