強い日差しや乾燥といった厳しい環境下でもその場を離れることができない植物には、自分自身を守るためのさまざまな成分が存在しています。年々、進化している植物研究に技術革新も加わり、植物がもつ抗酸化力やメラニンを抑制する力を巧みに利用した、高い機能性と心地よさを同時に叶えるオーガニックコスメに注目が集まっています。今回は、そんな“機能性オーガニックコスメ”を牽引するブランドから、透明感あふれるつややかな肌へと導く、ホワイトニングアイテムをご紹介します。

まずは、〈ジュリーク〉のピュアホワイティコレクション。ビタミンCをたっぷり含むカカドゥプラム果実エキスをはじめとする自然原料を複合的に配合。オーストラリアの自社農園で育てられたオーガニックハーブとともに、うるおいに満ちた明るい肌づくりをサポートしてくれる。気になる部分の集中ケアには、「ピュアホワイティ スキンＳトリートメント」がぴったり。シーリリー、ナルシッソス、デイジーなど5つの白い花の成分を配合した〈メルヴィータ〉の「ネクターブライト」も、注目のホワイトニングライン。白さを誇る花々が素肌にも透き通るような明るさを。「ネクターブライト エッセンス」はすっと溶けるようになじむ、みずみずしいテクスチャーで、紫外線や乾燥によるダメージに働きかけてくれます。続いて、〈アンネマリー・ボーリンド〉のシステムブランシリーズ。コショウソウ芽エキスなどの植物原料を用いたクリーミーなクレンジング、「システムブラン クレンジングミルク」には、美肌成分がたっぷり。汚れを落としながら栄養を入れ込むことができるすぐれもの。洗顔後は、新雪のようなもち肌に。最後は、番外編としてインナーケアアイテムを。〈シナジーカンパニー〉の「ベリーベリープレミアム」は、美肌のためのフルーツと言われるベリー類を17種類も含む、まさに飲む美容液。外側からのケアと合わせて、ぜひ毎日に取り入れて。

厳しい暑さと強い紫外線はまだまだ続きそうな模様。植物の力で透き通る素肌を目指しましょう！

文：水野知左子