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マームとジプシーの第56回岸田國士戯曲賞受賞作、リニューアル再演!

エココロ65号(特集:感覚の女)で嗅覚についてのコラムを寄せてくれた藤田貴大さんが主宰するマームとジプシーの最新公演が6月8日(日)から始まります。今作は、第56回岸田國士戯曲賞を受賞した三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』から、『帰りの合図、』と『待ってた食卓、』を、大筋はそのままにリニューアルしたもの。生家が区画整理でなくなってしまったという藤田さんの実体験をもとに、実家を失う三兄弟の心境と家族関係の距離感を丁寧にすくい出した作品です。これまでにもさまざまな角度から“家族”をテーマに作品を生み出してきたマームとジプシーが描く、家族物の集大成ともいえる最新作。公演は東京と北海道で行われます。お見逃しなく。

INFORMATION

『ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっとーーーーー』

作・演出: 藤田貴大
出演: 石井亮介、伊東茄那、荻原綾、尾野島慎太朗、川崎ゆり子、斎藤章子、中島広隆、成田亜佑美、波佐谷聡、召田実子、吉田聡子

※6月8日〜22日まで東京、6月28〜29日に北海道公演。公演の詳細については公式サイトよりご確認ください。

マームとジプシーの第56回岸田國士戯曲賞受賞作、リニューアル再演!

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PROFILE

マームとジプシー/藤田貴大が全作品の脚本と演出を務める演劇団体として2007 年に設立。象徴するシーンのリフレインを別の角度から見せる映画的手法を用いた「しゃぼんのころ」で、独特な演出方法に注目が集まる。現在に至るまでに、マームと誰かさんシリーズと題し、音楽家・大谷能生、演出家・飴屋法水、漫画家・今日マチ子、歌人・穂村弘、ブックデザイナー・名久井直子と共作を発表。2011年6月~8月にかけて発表した「かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。」で作家藤田貴大が第56回岸田國士戯曲賞を受賞。2013年5月、6月「てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。そのなかに、つまっている、いくつもの。ことなった、世界。および、ひかりについて。」で初の海外公演を成功させる。2013年8月東京芸術劇場シアターイーストにて今日マチ子原作「cocoon」を舞台化に成功、新聞各紙に大きく取り上げられた。また、翌月川上未映子の書き下ろし作品を一人芝居で上演し、2014年3月~5月にかけて全国7都市8会場にて巡演。