ファッションブランド〈ミナ ペルホネン〉は、先月末に路地裏にひっそりと佇んでいた白金台店から場所を移し、新たな一歩をスタートさせました。開放的な雰囲気の代官山「ヒルサイドテラス」に構えるお店は、コンセプトの異なるふたつのスペースを展開。ヒルサイドパントリー側には、陶作家の安藤雅信さんによる壁面タイルや、彫刻家のモリソン小林さんによる草木があしらわれた彫刻のハンガーラックなど、ミナらしいボタニカルな装飾を施されたフロア。コレクションラインの洋服を中心に、アンティークやアクセサリーなどが並びます。旧山手通り側は、床一面にはレザー、天井には星空を表現したミナのテキスタイル「skyful」が広がる上品なフロア。京都店「ガッレリア」でしか展開されていなかったモノトーンのラインや、特殊技術で仕立て上げるベルリンのブランド〈HUT up〉のドレス、オリジナルの繊細なデザインが魅力の〈アンティパスト〉のソックスなど、独自の視点でセレクトした気品漂うアイテムが揃います。白金台店の雰囲気をそのままに、より多くのアイテムを手に取れるファン必見のショップです。

また、5月27日（金）には、長野にある「ミナ ペルホネン 松本店」の傍に、ギャラリー「mm（ミリメートル）」をオープン。不定期オープンとなる「mm」では、27日（金）に作家を招いたトークイベント「工芸のウチとソト」が開催されます。さらに今年は、東京・金沢に2つのショップができる予定。デザイナー、皆川 明さんのもと、ものづくりを探求する〈ミナ ペルホネン〉の活動が全国へと広がる一年となりそうです。詳細は改めてお知らせしますのでお楽しみに！