天保9年（1838年）から続く富山県高岡市の和菓子店・大野屋。茶道の文化が根づいた加賀藩の時代から地域の人々に親しまれ、170年に渡って和菓子の伝統と文化を継承してきたこの老舗に、「高岡ラムネ」という名菓があります。

厳選された富山県コシヒカリの米粉や国産のいちご、生姜、柚子などを原料とし、古くから保管されていた和菓子木型を使用してつくった、安心で風味豊かなこのラムネ。中でも「高岡ラムネ・宝尽くし」は、昔から小紋柄などでも使用された、打ち出の小槌や鯛、米俵、宝珠など、福徳を招く縁起物が集められ、滑らかな口溶けの中にピリっと生姜が効いた、上品で大人な味わいです。また、椿、梅、羽子板、鈴などを型どった「高岡ラムネ・冬けしき」は、12月から2月まで期間限定発売される、この季節ならではの一品です。

お茶請けとしてはもちろん、パーティのフィンガーフードとして食卓を彩るのもおすすめ。今年一年お世話になった人への贈り物やおもてなしに、いかがですか？