“百年先も続く、農業を”というコンセプトのもと、持続可能な農業の普及を目指す京都の会社「坂ノ途中」。農薬や化学肥料に頼らず、丁寧に野菜を育てる若手や新規就農の農家約90件と提携し、安心・安全でみずみずしい野菜を、宅配や店舗での販売を通し人々の手に届けています。京都・東寺の店舗「坂ノ途中soil」と、東京・代々木公園の店舗「坂ノ途中soil ヨヨギ garage」に続く新たな直営店舗が、8月1日（月）に経堂にオープン。

経堂駅近くの趣ある商店街に店を構える経堂店では、坂ノ途中の新たな取り組みとして、自分たちが共感するふたつの青果店と“恊働”して店舗を構成しています。そのひとつは、自分で育てて自分で食べる“自産自消”をテーマに農業スクール「アグリイノベーション大学校」や、貸し農園などを運営する「マイファーム」。もうひとつは、生産者と密に連絡を取り合い、確かな品質の青果を日々飲食店に卸している「日吉」。「アグリイノベーション大学校」の卒業生が丁寧に育てた野菜や、「日吉」が厳選した農作物を新たに展開することで、これまで以上にバリエーション豊かな品揃えが実現しました。さらに、京都店や代々木店同様に、環境負荷の少ない農法や製法で作られた調味料や加工品もセレクト。日常的に立ち寄りたくなる、地域の暮らしに根ざしたライフスタイルショップです。

本誌67号「ブラウンライフ」特集では、「坂ノ途中」代表の小野邦彦さんの活動をレポート。是非、合わせてご覧ください。