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日曜のみ開くギャラリー「Open Letter」で、 熊本・大分地震へのチャリティグループ展を開催
“作品はアーティストが綴る私的な手紙”。多くの人々の目に触れることを意図された手紙=公開状に由来する「Open Letter(オープンレター)」は、渋谷駅からほど近い桜ヶ丘にあるビルの一角で、日曜だけオープンするギャラリーです。2015年夏にスタートしてから間もなく1年。これまでに、繊細な銅版画を織り成す濱野絵美さんをはじめ、詳細なドローイングと色彩豊かな水彩画を描く堀内 結さんや、ギャラリーで展開されるインデペンデントブックレーベル「torch press」との共同企画として、長田奈緒さん、中島あかねさん、ミヤギフトシさんによるグループ展など、新進のアーティストとともに展示・ワークショップを行ってきました。彼らの次なる展示として、6月5日(日)からは、熊本・大分地震のためのチャリティーグループ展『AAA: Alternative Art Action』がスタート。
鹿児島にあるギャラリー「NEW ALTERNATIVE」代表・サカグチコウヘイさんの呼びかけのもと開催される本展は、賛同いただいたアーティストによる展示作品の売上げを熊本・大分地震の復興支援のために寄付するというチャリティー企画です。展示前半として、5月29日(日)まで行われた鹿児島「NEW ALTERNATIVE」からバトンを引き継ぎ、東京「Open Letter」での後半が実現。双方の売上げから一部経費を除いた寄付金額と寄付先については、「Open Letter」HPにて改めてお知らせいたします。
INFORMATION
AAA: Alternative Art Action, Charity Exhibition for Kumamoto & Oita
会期: | 2016年6月5日(日)〜26日(日)※日曜のみ営業 |
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営業時間: | 12:00〜19:00 |
住所: | 東京都渋谷区桜丘町17-9 第二昭和ビル401 |
問い合わせ: | info@openletter.jp |
WEB: | openletter.jp |
AAA 賛同者(50音順)......石井文得(フォトグラファー / ミュージシャン(Fountainsun))、宇田陽子(logi / フラワーデザイナー)、榎本マリコ(画家,イラストレーター)、長田奈緒(アーティスト)、川内倫子(写真家)、サカグチコウヘイ(造形作家)、塩川いづみ(画家、イラストレーター)、下薗詠子(写真家)、角田 純(アーティスト)、DKZ(コラージュアーティスト 河村康輔とペインター HAMADARAKAによるユニット)、中川正子(写真家)、中島あかね(アーティスト)、ミロコマチコ(画家、絵本作家)、盛永省治(木工家)、花代(アーテイスト)、濱野絵美(アーティスト)、HeHe(出版社)、藤田はるか(写真家)、JUN HAGAN(HAGAN GARMENT POETSデザイナー)、堀内 結(アーティスト)、フクシマミキ(mindy デザイナー)、shohei takasaki(ペインター)、torch press(ブックレーベル)
▲ 常時ギャラリーで取り扱われるアートブックのパブリッシャー「torch press」もチャリティーグループ展に参加。写真左から、『new message』(著者:ミヤギフトシ)¥2,500|税抜、『THE GREAT CIRCUS』(著者:五木田智央)¥2,800|税抜、『The Civil Dawns』(著者:ダレン・アーモンド)¥4,800|税抜、『灰色区域 第2号』(著者:潮田登久子、沢渡 朔、勝本みつる、野村佐紀子)¥3,000|税抜(すべてtorch press torchpress.net)
PROFILE OF THE OPEN LETTER
「Open Letter」は、山内 真と中庭佳子が運営するギャラリー。山内は、米国留学から帰国後、広告制作会社に勤務する傍ら、アートマガジン『Someone's Garden』の制作、ギャラリー「waitingroom」の創設・企画・運営に携わる。現在は、WEB制作会社に勤務しながら、ギャラリーの企画・ディレクションを担当。中庭は、大学卒業後、書店勤務、WEB制作会社でフラッシャーを経て、桑沢デザイン研究所ビジュアルデザイン科へ。現在は、WEB制作会社のデザイナーとして勤務しながら、ギャラリーの運営をサポート。走ること、山に登ることがふたりの共通点。