『天国の日々』ではテキサスの農場を舞台に雇われた労働者たちの弱さと脆もろさを、『シン・レッド・ライン』では太平洋戦争の激戦地となったガダルカナル島を舞台に若き兵士たちの生死の狭間を描き、これまで手がけてきた作品の多くが映画祭で評価を受けてきた偉才、テレンス・マリック監督。いつの時代もスクリーンを通じて「生命」を問うてきた彼の40年にも及ぶライフワークを集大成させた最新作『ボヤージュ・オブ・タイム』が3月10日（金）より公開。

監督自らが「私の最大の夢のひとつ」と語る本作は、爆発によって宇宙が誕生し、惑星が変化を遂げる中で育まれてきた生命の歩みを壮大な映像美で描いたドキュメンタリー作品。そして、数十年という長い歳月をかけて天文学、生物学、哲学を学び、あらゆる分野の教授や研究者たちと確かめ合いながら、私たち人間の命の神秘を自然科学の側面で生み出した新しい映画体験です。視覚効果アーティストチームと科学アドバイザーチームの掛け橋によって実現したマリック監督ならではの深淵な自然の描写は、地球上と天空を大胆に捉えた自然現象や、マクロとミクロを駆使した斬新な世界観など、これまで以上にユニークな角度で表現。そんな90分の“新しい世界”を切り拓いた本作劇場の映画前売券「ムビチケ」を3組6名様にプレゼント。是非、この機会にご覧ください。