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5組10名様にご招待券プレゼント! 『まるごとちひろ美術館 世界で最初の絵本美術館』が「ちひろ美術館・東京」で開催

"世界中のこどもみんなに 平和と しあわせを"と願い、生涯、こどもをテーマに絵を描き続けた画家・いわさきちひろ。彼女の描く柔らかなタッチの水彩画は、絵本をはじめ、カレンダーやポスターにも起用されるほど数々の名作を生み出し、こどもからご年配の方まで今なお多くの人に愛されています。彼女の没後、1977年には、東京・練馬にある自宅の一角に「いわさきちひろ絵本美術館(現・ちひろ美術館・東京)」が誕生。彼女が大切に残した原画に加え、世界中の優れた絵本画家の作品を多く収蔵する世界はじめての絵本専門の美術館となりました。

そんな「ちひろ美術館」を存分に味わえる『まるごとちひろ美術館 世界で最初の絵本美術館』展が10月28日(水)より開催。本展では、"ちひろの水彩技法"や"ちひろの絵本づくり"など7つのテーマに分け、彼女の優しく温かい作品の魅力に迫ります。また、「ちひろ美術館」の海外コレクション第1号となるエリック・カールの作品「おんどり」や、瀬川康男による日本で最も愛されるあかちゃん絵本『いないいないばあ』など、世代を超えて多くの人々に読まれる国内外の原画作品も多数展示。こどもの頃に読んだ懐かしい絵本の作品に出会えるかもしれません。そんな選りすぐりのコレクションのほかにも今回は、東京と安曇野にある「ちひろ美術館」設計を手がけた建築家・内藤 廣による建築や、開館からこれまでの歩みについてもご紹介するなど、"まるごと"美術館を楽しめる企画。さらに、本誌63号でも取り上げたドキュメンタリー映画『いわさきちひろ 27歳の旅立ち』の上映会や、三菱一号館美術館館長・高橋明也と「ちひろ美術館」常任顧問・松本 猛によるトークイベント「ちひろ美術館のコレクションの魅力」など展示関連イベントも充実しています。

「ちひろ美術館」(東京・安曇野)共通でご利用いただけるご招待券を5組10名様にプレゼント! 少しずつ肌寒くなるこの季節、絵本の温もりに触れてみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

まるごとちひろ美術館 世界で最初の絵本美術館

会期: 2015年10月28日(水)〜2016年1月31日(日)
時間: 10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
会場: ちひろ美術館・東京
(東京都練馬区下石神井4-7-2)
TEL: 03-3995-0612(テレホンガイド 03-3995-3001)
WEB: chihiro.jp/tokyo

※入場料や休館日など、詳しくはこちらをご覧ください。

PRESENT

ちひろ美術館・東京、安曇野ちひろ美術館の両館でご利用いただけるご招待券を5組10名様にプレゼントします。
応募〆切:2015年10月27日(火)24時
※当選者は鑑賞券の発送をもって発表とさせていただきます。
ご応募はこちらから!

5組10名様にご招待券プレゼント! 『まるごとちひろ美術館 世界で最初の絵本美術館』が「ちひろ美術館・東京」で開催

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いわさきちひろ「ロンドン橋がおちる」 1966年

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エリック・カール「おんどり」 1985年

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左:瀬川康男『いないいないばあ』(童心社/1967年)。右:映画『いわさきちひろ27歳の旅立ち』

PROFILE

いわさきちひろ/1918年、福井県武生市(現・越前市)に生まれ東京で育つ。1974年、55歳で亡くなるまで生涯のテーマである子どもの絵を描き続け、約9450点もの作品を生み出した。ちひろが描いた子どもや花の絵は、未来の子どもたちに向けて平和の大切さを語り続けている。