NEWS
フリーダ・カーロの日常を紡ぐ、新たな写真展『Frida is』が開催。ファッションブランド〈mame〉デザイナー、黒河内真衣子 × 写真家、石内 都のトークイベント参加者受付中!
日本を代表する女性写真家、石内 都。世界的に知られるメキシコの女性画家、フリーダ・カーロの遺品を記録したシリーズは、パリで行われる写真の祭典「パリ フォト2013」で初公開されるやいなや世界中から注目を集め、これまで知られてこなかったフリーダ・カーロの一面を私たちの目に鮮明に残しました。それらをまとめた写真集『Frida by Ishiuchi』がメキシコの出版社「RM」より発売し、メキシコで行われたその撮影過程を辿るドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 —石内都、織るように』が昨年日本で公開。ますます話題を集める石内 都の次なる写真展『Frida is』が、6月28日(火)より「資生堂ギャラリー」にて開催されます。
本展では、作品集『Frida by Ishiuchi』と、未発表作を収録した最新の作品集『Frida 愛と痛み』より作品を抜粋。幼少期に患った病により左右非対称となった足に合わせてかかとの高さを調整したピンクの靴、事故の後遺症でゆがんだ脊髄を支えるペイントが施されたコルセット、彼女が好んで身に付けていたメキシコ、オアハカ州の民族衣装など、フリーダ・カーロの生き様を描くような31点もの写真を国内で初の個展として発表します。「同じ女性として、表現者として、しっかり生きた一人の女性に出会ったということが一番大きかった」と話す石内 都。波乱の人生を歩んだフリーダ・カーロの、力強く生きながらも美を追究した女性らしい一面を繊細に捉えます。
会期中、7月2日(土)には、“現代社会における戦闘服”をコンセプトにするファッションブランド〈mame〉デザイナー、黒河内真衣子と石内 都を招いてトークイベントを開催。身を守るための一種の“戦闘服”として日常着にこだわったフリーダのように、力強く現代を生きるふたりの女性の対談が実現しました。参加者限定で行われるこのイベントの受付は6月20日(月)まで!
また、7月より映画『フリーダ・カーロの遺品 —石内都、織るように』が、東京「アップリンク」と大阪「シアターセブン」にて再上映が決定。この機会に劇場へも足を運んでみてください。
INFORMATION
石内 都 展『Frida is』
会期: | 2016年6月28日(火)〜8月21日(日) |
---|---|
営業時間: | 平日11:00〜19:00/日祝11:00〜18:00 |
会場: | 資生堂ギャラリー (東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビルB1F) |
入場料: | 無料 |
TEL: | 03-3572-3901 |
WEB: | shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/future/index.html |
※7月2日(土)に行われるトークイベント、石内 都 × 黒河内真衣子(mame デザイナー)の詳細は「資生堂ギャラリー」HPよりご確認の上、お申し込みください。