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REVIEW

〈日本ニーダー〉でつくる簡単レシピ!vol.3「くるみとレーズンの全粒粉パン」

毎日の食生活をワンランクアップさせる調理機器を扱う〈日本ニーダー〉の商品を活用して、手軽にできるレシピを紹介する本連載。これまで発芽玄米おにぎり自家製酵母づくりにチャレンジしてきましたが、最終回は〈日本ニーダー〉主催の教室に参加して、パンづくりに挑戦してきました!

今回、生地をこねるときに用いたのは「パンニーダーPK1012」という調理器具。ホームベーカリーは音が気になるし、手ごねは体力的に大変......という方におすすめの、生地をこねる機械です。今回は初心者向けということで、生地を二段階にわけて生成する「おおち法」に基づいて、生地をつくりました。生地をこねる過程で注目したのは、音。静かで、ホームベーカリーによくあるあの振動と音が気になりません。また生地をこねるポットと、機械を動かすモーターが離れた設計(外釜設計といいます)になっているので、本体の温度が上がりにくく、パンづくりで大切な温度管理がしやすいことも特長。さらにはデジタルタイマー式で本体を途中で止めて生地の状態を確認できるので、パンづくり初心者にも嬉しい設計なんです。ほとんどの行程をパンニーダーにお任せして約1時間半、あっという間に完成したパンはモチモチでふっかふか!その場で食べた焼きたてパンはもちろんおいしかったのですが、会社に持ち帰った冷たくなってしまったパンも柔らかさが失われず、おいしくいただけました!

「パンニーダーPK1012」はパンづくりだけでなく、パスタやうどんの麺づくり、生クリームやメレンゲづくりにも使えるすぐれもの。一台あれば、家庭での手作り料理の幅をぐーんと広げてくれそうです。

RECIPE

くるみとレーズンの全粒粉パン

[材料(6個分)]
ニーディング1
強力粉......120g
ドライイースト......5g
砂糖......15g
水......204g
※ここでは外国産の小麦粉を使用しています。国産小麦を使用するときは、水分量を3~5%くらい減らし、生地の状態をみながら調整してください。

ニーディング2
強力粉......90g
全粒粉......90g
塩......4g
無塩バター......15g
くるみ......60g
レーズン......60g
くるみ(トッピング用)......6個
※くるみを180℃で5~6分ローストし、くだいておいてください。
※バターを室温に戻しておいてください。

1: ニーディング1の材料すべてをポットに入れ、5分間ニーディングした後、10分間熟成させる。
2: ニーディング2の材料のうち、強力粉・全粒粉・塩を入れて15分間ニーディング。5分ほど経過して、生地がまとまってきたら無塩バターを2回に分けて入れる。さらに、こねあがり時間の2~3分前になったらくるみを入れ、混ぜ込む。
※生地のこねあがり温度は28~30℃を目標にしてください。
3: ポットにフタをして30分~40分間発酵させる。
4: ガス抜きのため20秒間ニーディングした後、生地を取り出し6分割にする。表面を張らせるように丸め、乾かないように固く絞った濡れ布巾をかぶせて、生地を15分ほど休ませる。
5: 上から押さえてガス抜きをし、きれいに丸める。真ん中にトッピング用のくるみをのせカードで切り込みを5ヶ所入れる。1.5~2倍になるまで発酵させる。
※発酵は35℃で25~35分を目安にしてください。
6: オーブンに予熱を入れ、15分ほど焼けば完成!
※焼成温度は190℃、時間は13〜15分ほどが目安です。お使いのオーブンの種類により、設定温度や時間が異なります。オーブンの説明書をご参照のうえ、調整してください。

〈日本ニーダー〉でつくる簡単レシピ!vol.3「くるみとレーズンの全粒粉パン」

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▲「パンニーダー PK1012」を使ってニーディング、スタート!

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▲羽の回転スピードを3段階で調節可能。くるみも砕けず、ソフトにこね上がります。

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▲ポットが取り外し可能なので、そのまま発酵器に入れられるのも嬉しい。発酵後はこんな感じ(写真右)!

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▲パンの形を作って、いよいよ後は焼くだけです!

INFORMATION

パンニーダー PK1012

価格: ¥56,490
寸法: 幅240×奥行335×高さ366mm
重量: 約5.2kg
問い合わせ: 日本ニーダー
TEL: 0120-481-484(受付時間 平日10:00〜17:00)
WEB: kneader.jp

vol.1「プチプチ食感がおいしい!発芽玄米入りおにぎり」は、こちらから。vol.2「いちごとレーズンの自家製酵母」は、こちらから!

PHOTO:OLYMPUS STYLUS XZ-2