山形県真室川の農家「森の家」で室町時代から代々受け継がれる伝承野菜、甚じん五ご右えヱ門もん芋いも。ホクホクと柔らかく粘り気のあるなめらかな食感が特徴で、牛肉やこんにゃく、きのこと一緒に煮込んだ山形県を代表する郷土料理「芋煮」に使われる里芋です。そんな甚じん五ご右えヱ門もん芋いもの収穫時期に例年開催されるお祭り「芋祭2015」が、今年も10月3日（土）に開催！　
　秋田県と隣接する山間にある真室川は、町域の大部分が森林で占められ、古来より林業の町として栄えてきました。山や川など、自然に囲まれたこの地域で行われる「芋祭」では、実際に「森の家」の畑で甚じん五ご右えヱ門もん芋いもの収穫を体験。収穫したての里芋と、採れたてのきのこをたっぷり使った「芋煮」をメインに、旬の山菜を使った郷土料理や、天然鮎の塩焼きが振る舞われます。ほかにも、古くからこの地で伝わるふるさと民謡「真室川音頭」の唄と踊りを教わる教室や、畜産・果樹農家など真室川先進の農家を巡って学ぶ、社会科見学ツアー。そして、伝承野菜をはじめとする野菜やフード、伝統的な山葡萄のつる細工や漆器を販売するこの日限りのマーケット「森市」など、真室川ならではの食と農の魅力に触れる催しが満載。ご近所の方はもちろん、遠方にお住まいの方も、行楽シーズンの山形県へ足を伸ばしていただきたい秋のイベントです！