家具の製造・販売をはじめ、グラフィックやプロダクト、スペースのデザイン、3年に1度行われる「瀬戸内国際芸術祭」やecocolo WEBでもご紹介した「MUSUBU SHIGA」などのイベント企画運営など、“暮らしのための構造”をコンセプトに1993年から活動を続ける大阪の「graf」。2012年には大阪中之島にある自社家具工場を改装し、現在の原型となる、ショップ、カフェ、デザインワークが一体となった「graf studio」をスタートしました。さまざまな活動の形態から生み出されるものづくりのアイデアを、異なる環境で活かしながら“豊かな暮らしの価値”を模索してきた「graf studio」が、6月25日（土）にリニューアルオープン。

よりコミュニケーションが育まれる空間を目指し、今回リニューアルされるスペースでは、“体験と体感”をキーワードに、ショップで販売される暮らしの道具にまつわるストーリーやその地域の文化とともに使い方を学ぶワークショップを中心に展開します。また、「graf studio Kitchen」では、生産者と消費者を結ぶ食のプロジェクト「FANTASTIC MARKET」を通して繋がった生産者の安心できる食材を使ったカフェメニューへ一新。シンプルな調理法によって素材本来のうま味を引き出す、“一汁三菜”を基本とした「graf」ならではの定食も味わえます。その他にも、デザインから製造までを手がけるオリジナルの家具や、カフェで使用されるオリジナルプロダクトのめし碗なども販売予定。新しく生まれ変わる「graf studio」で、五感を満たされるような1日を体験してみてください。