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5組10名様に劇場鑑賞券をプレゼント! ドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』

1940年代からニューヨークの街並をまるで絵画のような色彩で撮影していたカラー写真の先駆者、ソール・ライター。彼は、50年代に『ハーパーズ バザー』や『ヴォーグ』など、世界的にも著名なファッション誌の表紙を飾り、写真界の第一線で活躍するも、写真に芸術性よりも商業性が強く求められた80年代に表舞台から姿を消します。しかし、1945年から1965年に撮影した作品をまとめたライター初めての写真集『Early Color』がドイツの出版社「シュタイデル社」からリリースされた2006年、独特な魅力の美しいカラー写真は、多くの人の心を強く打ち、再び注目を集めることに。『Early Color』に出会い、映画制作を決意したというトーマス・リーチ監督が彼の半生を辿ったドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』が12月5日(土)より公開。

ストーリーは、ニューヨークにあるライターのオフィスに雑然と積み重ねられた、膨大な作品を整理するシーンから始まります。長年開封されていなかったプリントの入った写真箱やくすんだ色のネガフィルム、今は亡き最愛の妻が大切に残した思い出の品を見つけるたび、自身の人生について振り返り、その口からぽつりぽつりとこぼれ落ちる言葉の数々。そんなオフィスでの仕草や、ニューヨークの街中で思うままに被写体を見つけるその姿には、一見ぶっきらぼうに振る舞いながらも、愛らしく、周囲に慕われる人間性を覗かせます。「気まぐれで無愛想だけど、実は驚くほど親切で思いやりがある人だ」と、本作制作のために3年もの歳月をライターとともに過ごしたリーチ監督。本作では、「人生で大切なのは何を手に入れるかではなく、何を捨てるかということ」「私は物事を先送りにする」など、ライターの口から何気なく語られる言葉を丁寧に拾い上げ、2013年に惜しまれながらもこの世を去った彼が人生に見つけた"13のこと"を、美しい作品群とともに紹介します。

日本語字幕は、翻訳家であり、文芸誌『MONKEY』の責任編集を務める柴田元幸さんが担当。素朴ながらも愛嬌を持つライターのキャラクターを的確に表現した絶妙な翻訳にも注目です。また、公開初日、2日目は、リーチ監督による舞台挨拶があります。気になる方はシアター・イメージフォーラムまでお問い合わせください。

INFORMATION

『写真家ソール・ライター 急がない人生の中で見つけた13のこと』

監督・撮影: トーマス・リーチ
出演: ソール・ライター
配給: テレビマンユニオン
WEB: saulleiter-movie.com

※12月5日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

PRESENT

『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』の劇場特別鑑賞券を5組10名様にプレゼントします。
応募〆切:12月2日(水)24時
※上映劇場情報は、予め本作ホームページにてご確認ください。
※当選者は鑑賞券の発送をもって発表とさせていただきます。
ご応募はこちらから!

5組10名様に劇場鑑賞券をプレゼント! ドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』

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©Saul Leiter Foundation/Courtesy Howard Greenberg Gallery