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5組10名様にご招待券プレゼント! 世界遺産「キュー王立植物園」の誇る、美しいボタニカル・アートの展覧会が開催中

自然の景観に合わせて世界各国の植物を配した英国のイングリッシュ・ガーデン。その発展とともに栄えたボタニカル・アートの歴史をさまざまな角度から紹介する展覧会『世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々』がパナソニック 汐留ミュージアムで3月21日(月・祝)まで開催されています。

15世紀から始まる大航海時代以来、世界の多様な植物の表情に魅せられたヨーロッパ諸国の人々は、探検隊やプラントハンターを各地に派遣し、アジアや中南米から美しく、珍しい植物を数多くコレクション。18世紀半ばに英国王の私的なイングリッシュ・ガーデンとして始まった、ユネスコ世界文化遺産の植物園「キュー王立植物園」では、そうして採集された植物を記録と研究のために細部まで正確に描いたボタニカル・アートを約22万点も所蔵しています。本展では、そんな「キュー王立植物園」の中でも選りすぐりの名品と、植物に着想を得たデザインや工芸品など約150点を展示。17世紀から19世紀を代表する植物画家の作品群をはじめ、19世紀後半に進化論を提唱したチャールズ・ダーウィン直筆の貴重なスケッチや、産業革命以降、中世の手仕事を見直し、生活とアートを統一するために起きたアーツ・アンド・クラフツ運動の主導者で、生活品の装飾に植物を取り入れたウィリアム・モリスのデザイン画などが数多く並びます。研究と記録のために描かれはじめてから、鑑賞の対象として今もなお続くボタニカル・アートの遍歴を辿るとともに、あらゆる視点で表現された歴史的な作品を通して、これまで知らなかった植物の一面に触れてみてはいかがでしょうか。

そんな本展の特別招待券を5組10名様にプレゼント! デザインや工芸品の装飾として生活に溶け込むまでに発展した魅力ある植物の世界へ、是非、足を運んでみてください。

INFORMATION

世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々

会期: 2016年1月16日(土)〜2016年3月21日(月・祝)10:00〜18:00
休館日: 水曜日
会場: パナソニック 汐留ミュージアム
(港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4F )
入場料: 一般1,000円/65歳以上900円/大学生700円/中・高生500円/小学生以下無料
TEL: 03-5777-8600(NTTハローダイヤル)
WEB: panasonic.co.jp/es/museum

PRESENT

展覧会『世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々』を5組10名様にプレゼント!
応募〆切:2月4日(木)24時
※当選者は鑑賞券の発送をもって発表とさせていただきます。
ご応募はこちらから!

5組10名様にご招待券プレゼント! 世界遺産「キュー王立植物園」の誇る、美しいボタニカル・アートの展覧会が開催中

マーガレット・ミーン《ダリア属(キク科)》1790年頃、キュー王立植物園蔵 © The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew

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キュー王立植物園のパーム・ハウス © The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew

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ウィリアム・モリス《チューリップ》1875年頃、個人蔵