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この冬、聴きたくなるアルバム。フランスの作曲家、クエンティン・サージャックによる最新作『far islands and near places』
日常にそっと溶け込むような、静謐でロマンティックなピアノの音色。そんな繊細な音楽を織り成す、フランス人作曲家・ピアニストのQuentin Sirjacq(クエンティン・サージャック)による素敵な最新アルバムが届きました。
2014年の来日公演では、福岡の「papparayray」や横浜の「大倉山記念館」など、そこにいるだけでも特別な気分になれるような雰囲気のある会場でライブを行い、話題を集めた彼の3作目となるオリジナルアルバム『far islands and near places(ファーアイランド・アンド・ニアプレイス)』。ピアノに焦点を当てた前作『Piano Memories』よりも、マリンバ、ヴィブラフォン、グロッケンなどのパーカッションが加わり、BGMとしてもメロディアスになり過ぎず、リズミカルで聴きやすい作品になっています。また、楽曲によってフェンダーローズ、シンセサイザーなどの電子楽器を取り入れた本作は、ecocolo WEBでも取り上げたフランスのアンサンブル「0(ゼロ)」や、カナダの音楽家、Chilly Gonzales(チリー・ゴンザレス)、イギリスの「Four Tet(フォーテット)」が好きな方にもおすすめ。
まだ寒いこの季節、ストーブのある暖かな部屋でゆったりくつろぎながら、また、キリッと冷えた夜道のお散歩のお供として、きっとあなたの心にやさしく寄り添う大事な1枚になってくれるはずです。是非、聴いてみてください!
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