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"タネから食べるを考える"をテーマに、日本の古来種野菜を守るファーマーズマーケット『種市』が今年も12月5日(土)、6日(日)に開催!
古くから日本の土地に根ざし、何代にも渡って受け継がれてきた在来種や固定種の野菜を守り続ける農家の存在を知ってもらうべく、2013年にスタートしたファーマーズマーケット『種市』。毎回にぎわいを見せるこのイベントの第5回目が、12月5日(土)、6日(日)に吉祥寺で開催されます。
メイン会場となるカフェ「キチム」と食堂「ヒトト」には、全国各地から集まった種採り農家さんと直接顔を会わせて交流ができるマーケットと、彼らが大事に育てた古来種野菜をふんだんに使った、『種市』限定の料理やお菓子がいただけるお店がずらりと集合。そして、自然食品店「グルッペ吉祥寺店」でも貴重な古来種野菜とその種を販売します。市場にはなかなか出回らない野菜を、種から自分で育ててみてはいかがでしょうか。
さらに、「ヒトト」と「東急百貨店吉祥寺店」にて全5回にわたって繰り広げられるトークセッションにも要注目。『種市』開催に先駆け12月4日(金)に行われる『八百屋たちのタネ会議』では、「青果ミコト屋」、自然食品店「自然村」、「warmer warmer」の店主が登場。カンファレンスでは、消費者に直接野菜を届ける役目を果たす八百屋店主たちが、種採り野菜を一般消費者の手に届けることの難しさや、これからの自分たちが担う役割と可能性について、流通を支える彼らならではの視点で語り合います。『種市』開催中の5日(土)は、地方に根ざした通信媒体の目から見た、“消費や情報の在り方”や“地方と都市との関わり方”をテーマにした『食べる通信とタネ会議』。6日(日)は、農の到達点でもある家庭の台所に立つ主婦2人の視点で、“これからの食卓の在り方”をテーマにした『私たちの台所論』。また、5日、6日の両日を通して、全国各地の若手種採り農家たちが集合し、種を守り、未来に繋げるためにどうするか、農家の生の声を聞くことができる『男たちのタネ会議』が開催されます。農家や流通、通信、主婦。それぞれの立場から語られるトークはどれも、私たちの身近な食事風景の未来へと繋がるはずです。
今週末は、生命力に満ちた古来種野菜の魅力に触れるとともに、農や食、ひいてはそれぞれのライフスタイルについて改めて考えるきっかけを与えてくれる『種市』へ、是非、お出かけください。
INFORMATION
第5回ファーマーズマーケット『種市』
日程: | 2015年12月5日(土)、6日(日)11:00〜17:00 |
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会場: | 1. Café キチム (東京都武蔵野市 吉祥寺本町2-14−7) 2. 食堂 ヒトト (東京都武蔵野市 吉祥寺南町1-6−7) 3. グルッペ吉祥寺店 (東京都武蔵野市吉祥寺東町1-25-24) 4. 東急百貨店吉祥寺店 2階北側テラス (東京都武蔵野市吉祥寺本町2−3−1) |
TEL: | 0422-46-0337(ヒトト) |
主催: | warmer warmer、organic base |
WEB: | organic-base.com/topic/tane |
※トークショーの開催時間は連日異なります。参加ご希望の方は、「種市」HPで詳細をご確認ください。